SNSのトラブルと対策について理解しておこう

SNSでのトラブルは、近年かなり増えています。様々な種類のSNSがあり、アカウントも簡単に取得できるので、その分慎重になる必要があると言えるでしょう。

では、今回はSNSのトラブルと対策について、知っておきたい内容をお伝えしていきますので、参考にしてみてください。

 

個人情報について

個人情報を載せると、オリジナリティがあると考える人もいます。そして、知り合いにしか公開していないから大丈夫だろうと思い、個人情報を載せてしまう人も。

例えば自分の名前や住所だけではなくて、勤務先などを載せる人もいます。でも名前や住所については多少ぼかした情報を載せたとしても、最寄りの駅の情報を載せるだけでも、個人を特定されてしまうケースが多いのです。

自分は男性だから、個人情報を載せても何もトラブルに発展しないだろうと考える人もいますが、世の中には個人を特定するのを趣味にしているような人もいるのです。

自分が既婚女性の場合は、夫や子供にもSNSに個人情報を載せないように、危険性をしっかり伝えて、話し合う機会を持つようにしたいですね。

 

情報の公開範囲について

あまり理解せずにSNSを始めてしまうと、公開範囲の設定を知らずに自分の情報を広げてしまうリスクがあります。

真面目な性格だからこそ、自分の住所や電話番号や出身校などの情報はできるだけ丁寧に書いておこう…と思う人も。

でも投稿したサイトが誰でも閲覧可能な状態だった、というケースが実際にあるのです。SNSについては、投稿やプロフィールなどの内容が、どこまで公開されても大丈夫なのかを、しっかりと把握するのが必要に。

初期設定のままで利用をしてしまうと、公開範囲は広く設定されている場合が多いです。家族や信頼できるにだけ、プロフィールや投稿内容を公開するように、最初にきちんと設定をするようにしましょう。

 

写真投稿について

写真を投稿するのは、色々な思い出にもなり自分をアピールできることにもつながります。このため、SNSで自撮り写真を投稿する人は多いですよね。

でも気を付けたいのは、プロフィールをあまり書かないようにしていても、自撮り写真だけで身元を特定されてしまうということ。

もしシルエットなどを撮影しただけでも、食べているものやお店など、そして撮影されている景色の雰囲気だけで、個人を簡単に特定されてしまうのです。

人によっては、友達との思い出に…と考えて一緒に撮影をした写真を投稿するケースも。相手に許可なくSNSに投稿をしてしまうのは、ここでのトラブルになりかねません。

相手に対して、これをSNSで載せたいと伝えてOKをもらってから投稿をしたほうが良いでしょう。でも自分の大切な相手を守るためには、こういった画像については本来載せない方が賢明です。

画像を載せた時に、位置情報が同時に追加されてしまうケースも。スマホで撮影した画像に、既に位置情報が埋め込まれていた場合、このまま投稿をしたら位置情報も載ってしまうでしょう。

こうならないように、投稿をする前に位置情報の設定について気を付けることが必要です。

 

無断転載のトラブル

自分ではなく他の人が作った音楽やイラスト。そして写真などについてはフリー素材なら良いのですが、許可なく保存して投稿をする人もいます。

自分のフォロワーを増やしたい思いから、したことかもしれません。そして、これはとても良いからと思い、拡散をしたいと考えて無断転載をする人もいるしょう。

でも他の人が作ったという点から、使用料などを請求されたりトラブルに発展したりするのです。

自分にとっては、これぐらい大丈夫だろうと思う内容でも、相手にとっては許せないと考える内容もあるでしょう。

人の撮影した画像を投稿するのなら、本人の許可を得ることが必要に。もし知人が撮影をした画像の場合は、相談をしてどのような載せ方をすればOKかを確認してから、掲載するようにしましょう。

 

迷惑メールなどが送信される連携ツールも

複数のSNSを同時に使用する人もいます。でもこれについての管理が面倒なので、管理用に連携ツールを使っている人もいるでしょう。

ところが、こういうツールの中には無料で使えるというメリットがある代わりに、勝手に広告などの迷惑メールを自分が登録をしている相手に送りつけてしまうものもあるのです。

発行元について信頼性があるかどうかをよく確認したうえで、問題ないツールかどうかを見極める必要があります。

便利だからと思い使ったら、登録をしてくれている相手に対して被害を与えてしまうケースもあるのです。

 

まとめ

SNSでのトラブルは、SNS自体が便利で楽なツールだと過信をしていることが原因の場合が多いです。

でも実際には便利なように見えても、リスクが高いのがSNS。いくつもアカウントを持って、別人になりすますような人もいます。

自分からの発信だけではなくて、他の人からの発信内容を確認しながら、慎重にやりとりをすることが必要と言えるでしょう。


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