独身女性はどのくらいの貯金額が必要なの?と不安に思う時もありますよね。今は元気に仕事ができているけれど、やはり貯金は必要なのでは…と考える女性もいるでしょう。
今回は、独身女性に必要な貯金額の概要についてお伝えしていきますので、参考にしてみてくださいね。
結婚資金として必要な金額
結婚資金は、男性が全てを支払ってくれる場合もありますが様々なパターンがあると考えられるでしょう。
もしも女性がメインとなり結婚資金を支払うとしたら、結婚式や新婚旅行そして新居の準備などのお金が必要となります。
これらについては、例えば結婚式や新婚旅行をどのくらい豪華にするかにもよりますが、300万円くらいの金額が相場として必要な額です。
女性に貯金がない状態で結婚をするケースもありますが、この場合は女性の親が支払うようなこともあるでしょう。
そう考えると、親に迷惑をかけないためにも普段から貯金をしておくようにしたいですね。男性側としても、女性が貯金なしと聞いた時に「金銭管理は大丈夫だろうか」と不安に思うかもしれません。
老後にはどのくらいお金が必要?
もしも定年退職まで会社勤めをしたとしも、60歳から80歳までと考えて20年分の生活費が必要になってきます。
子供がいるかどうか、そして子供の人数にもよるのですが現代は晩婚の傾向があるため、子供が成人したら親が65歳というような例もあるでしょう。
65歳から子供の学費が必要になるケースもあるのです。こう考えると、独身で貯金ができるうちにできるだけ貯金をしておいたほうがいいと言えるでしょう。
老後の生活費については、大体1年で300万円くらい必要と言われていますので、貯金が全くない状況となると生活が厳しくなってしまうのです。
年金について
仕事をしてきた分の年金があるから…と思うかもしれません。ところが実際に受給できる時期になって、減額のような可能性もあるのです。
全くあてにできないとは言えませんが、年金だけに頼るのはリスクが大きいでしょう。年金の支給年齢についても、高齢化社会の現代ですからなかなか支給される年齢にならない可能性も。
こう考えると老後が不安になってくる気持ちもあるでしょう。結婚をしてから考えたらいいと思う女性もいますが、相手の男性の金銭感覚や年収や貯金については実際に出会ってみないとわかりません。
相手の男性に貯金が全然ない状態で、婚活をしている場合もあるのです。このため、自分がこれから貯金をしていくほうが、確実だと言えるでしょう。
老後までに2千万円貯金するとしたら
もしも20年間で貯金0の状態から貯金を始めるとしたら、1年間で100万円の貯金が必要になります。
これを1か月で割ると大体8万3千円。お給料によってはなかなか厳しい額の場合もあるでしょう。
実家暮らしの場合は、まだ貯金がしやすいかもしれませんが、家にお金を入れている女性もいますよね。
このため、ボーナスを貯金額にできるように調整をしたいところ。ボーナスがない職場もありますが、もしボーナスがない場合は1か月の貯金額を増やすことになります。
独身だから好きなようにお金を使える!と思い、散財をしてしまう女性もいるかもしれません。でも将来の自分について思うと、これから少しずつでも貯金を始めていったほうが賢明でしょう。
まとめ
独身女性に必要な貯金額は、けがや病気などについて考えたうえでもできるだけ多いほうが安心です。
例えば土地を親から譲ってもらえるような例もあるでしょう。でもあまりあてにしていて、いざという時に得られない場合は、かなり慌てることになります。
結婚をしてからも女性が独身のうちに貯金をしていれば、妊娠や出産などで働けない時期に使うことができますよね。
視野を広くして考えながら、あまり無理のない範囲で目標を設定して貯金額を決めるのが必要でしょう。