ハロウィンが終わり、ディズニーランドやUSJのテレビコマーシャルもクリスマスイベントのものに切り替わりました。
暦の上でも立冬を過ぎ、季節は冬へと移りつつあります。そろそろ手の乾燥が気になりだしていませんか?
冬はハンドクリームを塗らないと、手が荒れてガサガサになってしまいますよね。
ハンドクリームの種類や選び方、意外と知らない正しい塗り方についてお伝えします。
しっとりタイプでもティッシュオフすれば、サッパリ使えてオススメ!
ハンドクリームにはテクスチャー別や成分別に、いろいろな種類がありますよね。
テクスチャーとしては塗った後もサッパリとしているもの、しっとりとした潤いが感じられるものなど、同じラインで数種類が出ていることが多く、好みに応じて使い分けることができます。
サッパリタイプよりもしっとりタイプの方が保湿成分は濃厚になっているので、サッパリタイプが好みでも乾燥がひどい場合は、やはりしっとりタイプを使うのがオススメです。
クリームを塗った後にすぐに手を使う必要があるときは、ティッシュで余分の油分を取ると、ベタつきを解消することができます。
シーズンを通してはビタミン系か保湿成分系、ダメージが大きいときは尿素系を使おう!
成分別にはビタミン系、保湿成分系、尿素系の3つに大きく分けることができます。
手の乾燥や肌荒れの度合い別にあったものを選んで使うことが大切です。
とくに尿素系は使いすぎないように注意しないと、かえって深刻な手荒れを引き起こしてしまう恐れがあります。
ビタミン系のハンドクリームは血行を良くするビタミンEやビタミンCを配合し、手を乾燥から守るクリームです。
ビタミンEやビタミンCには美白といった美容効果もあるので、美しい手にする効果もあります。
保湿成分系のハンドクリームにはヒアルロン酸やセラミドといった保湿成分を配合されています。
ヒアルロン酸やセラミドは顔のスキンケアにも使われる成分で、肌をプルプルッとした、ツヤとハリのある状態に保ってくれる作用があります。
尿素系のハンドクリームに配合されている尿素は、皮膚を柔らかくする働きをします。
肌荒れが進んで硬くなってしまった皮膚を正常な状態に戻してくれるんですね。
ハッキリとした効果が実感できますが、強い成分なので使い過ぎには注意が必要です。
それほど悪い状態ではないのに使用すると、柔らかくなりすぎてボロボロになってしまう恐れがあります。
手が荒れて硬くなってしまったときにだけ尿素系のハンドクリームを使い、良くなったら保湿成分系やビタミン系のハンドクリームを使うようにしましょう。
塗り残しに要注意!ハンドクリームは温めると塗りやすくて○
手を冬の乾燥から守るためには、ハンドクリームをただ塗るのではなく、正しく塗ることも大切です。
ポイントになるのは手の全体にまんべんなく塗る、はがれたら塗り直す、の2点。
これが守れていないとせっかくハンドクリームを塗っていても手荒れを十分に防ぎきることができません。
まずハンドクリームは手全体を覆うように、しっかりと指先まで塗りましょう。塗りきっていない部分があると、そこから乾燥していってしまいます。
1本1本の指の先までハンドクリームを行き渡らせるように、また指と指の間もていねいに塗りましょう。
ハンドクリームは油分を含んでいるので、冷たいと伸びが悪くなります。
それだけ塗りにくく塗り残しが起こりやすくなり、また無理に塗り広げようとすると摩擦で肌にダメージを与えてしまうことになるので、注意しましょう。
寒いときは手のひらで少し温めてから手全体に広げるようにすると、格段に塗りやすくなります。
トイレや洗面、家事などで水を使った後はハンドクリームを塗り直すことも、きちんと習慣にするようにしましょう。
ハンドクリームを水回りのところに置いておくと、自然に目に入り、スムーズに使えて便利です。
または常にエプロンのポケットに入れておくなどの工夫をしてみましょう。
ハンドクリームは冬の手の乾燥対策に欠かすことができないアイテム。きちんと使って手荒れをせずに、乗り切りたいですね。
そのためには種類を知ってあうものを選び、正しい使い方をすることが大切です。
値段や香りだけで選んだり、いい加減に塗ったりしないようにしてくださいね。