引越しの値引き交渉について、どうすればいいのかな…と悩む人も。とりあえずここの業者に決めよう!と思い、引っ越してから知り合いに聞いたら他の業者の方が安かった…という例もあるのです。
できるだけ値引き交渉について知っておけば、出費を抑えることが出来るので、参考にしてみてくださいね。
オプションに頼らないようにする
オプションに頼れば楽と思うかもしれませんが、オプションを利用すると全体的に引越し費用が高くなるケースがあります。
オプションというぐらいだから、安くなるだろう…と思い込んでしまう人は多いのですが、実はひとつずつ見直していって、どの段階でいくら費用がかかるのかを業者と話す必要があるのです。
まずは見積もりを依頼してみて、このうえで数日後に業者が自宅に来た時に気になる点について聞いてみるといいですね。
オプションを選ぶと、元々の値段が決まっている業者がほとんどですから、値引きがしにくくなります。でもある程度引っ越し慣れしているように見せて「どうしてここでこんなに費用がかかるんですか?」と穏やかに聞いてみると、値引きが出来る可能性があるのです。
荷物の処分をする
事前に荷物の処分をしてから荷造りをするのがほとんどですよね。でも荷物の処分をするのが面倒で、全て引越しの荷物として考えてしまう人も。
ところがここで捨てるべきものを処分してしまえば、この分引越し費用はかなり安くなるのです。
不用品についてはリサイクル業者に買い取ってもらう方法があります。もしくは本やCDなどは専門業者に売る方法もあるでしょう。
持って行くのが面倒な場合は、自宅まで査定に来てくれるお店もあります。貴金属などは、梱包して送れば査定をしてくれるものもありますので、自分の中でどれが不要品なのかをこの機会に取捨選択してみましょう。
このうえで、引越し料金を値切れば業者としても値引きに対して応じずにはいられないのです。
一度に見積もり出来るシステムを使う
大手だから安いだろうと決めつけてしまう人も。でも現在では引越し業者の見積もりを一度にいくつも取れるようなサイトもあります。
これを利用すると、いちいちたくさんの業者に連絡をして自宅に来てもらわなくても、大体の見積もり額が分かるのでとても便利。
一度に見積もりをしたうえで、自分にとって良さそうだなと思う業者を2つか3つにしぼりましょう。電話で話す前に、他の業者の見積もり額と比較をして安い場合にはどこを削っているのか調べてみる必要があります。
そして「A社では、〇円になるらしいです」と言えば、他の業者も負けないように下げてくるのでかなり効果的ですね。
でもここであまり安い額を嘘で言ってしまうと、信ぴょう性がないため値引き交渉に失敗してしまうかもしれませんので、気を付けるようにしましょう。
費用の安い時期に引越をする
引越しの多い月は3月と4月。そして10月も転勤で引越しが多いです。こういう時期には引越し料金が高い傾向があるでしょう。
でも引越し料金の高い時期でも、うまく値引きをする方法があります。土日や祝日の引越しは料金が高いので、平日に引越しをするようしましょう。
平日に有給を取って引っ越せば、安く済ませるのが可能になります。もともと繁忙期とは言っても、土日に引っ越す人が多いと理解をしておけば「平日でも引っ越せるので、安くなりますよね」と伝えられるでしょう。
ある程度リサーチをしたうえで値引きをしていると業者に思わせるのが、値引き交渉のコツなのです。
即決について
いくつかの業者から見積もりを取ったら、ある程度「この業者にしようかな」と決まってきますよね。
こういう場合は、直接自宅に来てもらうように業者に伝えましょう。このうえで最後の一押しとして「3つの業者さんから見積もりを取り、こちらの業者さんにと決めてはいるのですが…」と言いながら「後一押し考えていただきましたら、この場で決めさせていただきます」と伝えるようにすると、大体の業者はここで最後の値引きを考えるはずです。
目の前に少し値引きすれば契約できるお客さんがいるのですから、業者としても「それなら…」と思いますよね。
契約できるかどうかで時間を割かれるよりも、ここで少し下げれば即決してくれるのなら、そちらを選ぶのが業者の考えなのです。
多少思い切った行動ではありますが、業者としても納得できる交渉の仕方ですから、これにより対応が悪くなったりする恐れはないでしょう。
まとめ
引越しの値引き交渉をあまりすると、ケチな人のように思われて嫌だな…と思うかもしれません。
でも少しの努力や工夫で引越し費用が安くなるのなら、その方がいいですよね。春は新生活をスタートさせる人が多い季節。
素晴らしい新生活を始めるためにも、引越し業者は賢く選びたいものです。それには値引き交渉をする前に、コツを理解しておくようにしたいですね。