秋の深まりを感じさせる食べ物と言えば、「なんと言っても、サツマイモ!」ではありませんか?
外の皮の紫色、中身の黄色、このような見た目からも秋を感じることができますよね。
サツマイモの栄養と種類、より美味しく食べる方法をご紹介します。
食物繊維とビタミンCがとれる!サツマイモは美容に◎
サツマイモには食物繊維がたっぷりと含まれているので、便秘の改善にとても効果的です。
またビタミンCが豊富で、美容にも良い食べ物でもあります。
サツマイモは甘いので食べると太りやすい食べ物のように勘違いしがちですが、砂糖などで甘くしているわけではないので過剰に神経質になる必要はありません。
むしろサツマイモの自然の甘さを活かしたスイートで、満足感を得ながらも無理なく痩せることができる、というダイエット方法もあります。
ビタミンCは熱に弱い栄養素ですが、サツマイモのビタミンCは加熱しても壊れにくいという特長を持っています。
サツマイモの甘さは長時間加熱することで引き出されますが、ビタミンCもきちんと保たれる点が嬉しいですね。
ビタミンCには抗酸化作用があり、アンチエイジングの強い味方となってくれます。
ネットリ?シットリ?ホクホク?いろいろな食感のサツマイモを楽しもう!
サツマイモは品種改良が盛んに行われていて、いろいろな品種が出回っています。
焼き芋にピッタリだとして有名な安納芋はネットリ系のサツマイモとして、ここ数年、非常に人気があります。
安納芋は第二次世界大戦後にスマトラ島から帰還してきた兵隊が現地から持ち帰ってきた1つから、種子島で栽培され始めたサツマイモ。
種子島の安納地域で栽培されたことから安納芋の名前が付けられ、平成10年に品種登録されました。
安納芋のようなネットリさはないものの、なめらかな食感を楽しむことができるサツマイモがシットリ系と呼ばれるものです。
代表的な品種には紅はるかがあり、安納芋と同じように焼き芋にしたり、またはスイートポテトにしたりすると、その美味しさを存分に味わうことができます。
甘みは強いものの後味がスッキリとしていて、何本でも食べることができそう。
ぜひ食べてみたい気になりますね。
昔ながらの、サツマイモらしい食感を楽しみたい人におすすめなのが、ホクホク系です。
ホクホク系のサツマイモとしては金時や紅アズマなどがあり、天ぷらにするのにピッタリだとして変わらない人気を集めています。
本来のサツマイモの味を楽しみたい人におすすめです。
短気は封印!サツマイモ調理は低温でじっくりがポイント
サツマイモはそのままでも十分に甘い、おやつにピッタリの食べ物です。
最近はスーパーの野菜コーナーの一角などで焼きたての焼き芋が売られていて、手軽に美味しい、焼きたての味を堪能することができますよね。
また家庭でも上手に焼き芋が作れるような調理器具やシートが販売されていて、これらのものを活用すると買ってきたものと同じような本格的な味を楽しむことができます。
サツマイモを甘く焼き上げるコツは、低い温度で、じっくりと中まで火を通すこと!
60~70℃の温度で調理をすると、もっともよくサツマイモの甘みが引き出されます。
オーブンや魚焼きグリル、土鍋など家庭にあるさまざまなもので焼き芋を作る方法がありますが、このポイントを抑えてチャレンジすると良いでしょう。
またサツマイモはしばらく冷暗所に保存してから太陽に当てると、甘みを増します。
サツマイモは保存がきく食べ物で、温度管理などを上手にできれば、冬を越して保存することができます。
蓄えていたデンプンを糖分に変えて冬を越すためで、温度が低い場所に置いておくと越冬と同じ状態にすることができ、甘くなると言うわけですね。
サツマイモの魅力をご紹介しましたが、いかがでしょうか?
すぐに食べたくなってきませんか?甘くて美味しいサツマイモは、美容にも良い、女性に嬉しい食べ物ですね。
秋を感じることもできて、本当に優秀!たくさん、楽しみましょう。