新年度が始まり、毎日満員電車で通勤・通学をして、うんざりしてはいませんか?
人でぎゅうぎゅうの車内では、暇つぶしに本やスマホを開くこともなかなか難しいですよね。
だからと言って、何もできない状態でひたすら満員電車に耐えるのは苦痛です。
知らず知らずのうちにストレスが溜まって、五月病にかかってしまうなんてこともあるかもしれません。
その日一日を頑張るためにも、朝から既に疲れてしまったり、テンションが下がってしまうことは避けたいですよね。
今回は、そんな悩める通勤・通学のストレスを軽減させる一つの方法として、「ラジオを聴く」ことをお勧めします。
ラジオを聴こう!
先ほども述べたように、人でいっぱいの電車内では、手を使って何か作業をすることはできません。
満員具合にもよりますが、本やスマホを開くことも難しい場合があると思います。
そんな時に、立ったまま手を使わずにできる暇つぶしが「ラジオを聴く」ことです。最近では、スマホのアプリでラジオを聴くことができ、以前よりも手軽にラジオを楽しめるようになっています。
ラジオで頭を鍛えられる
ラジオをお勧めする理由の一つとして、「脳トレになる」ことが挙げられます。
ラジオは、テレビやスマホとは違って、情報が音声だけで映像がありません。
そのため、それを補うために、音声を聴いたら頭の中でさまざまなことを想像(=場面想像)して、脳全体が活発に働きます。
この働きが「脳トレになる」と考えられるそうです。
朝ラジオで仕事力UP!
具体的には、最も人間らしい脳と言える「前頭前野」という部分が活発化します。
この前頭前野は、創造性、やる気、実行能力、感情のコントロール、決断などと関係が深い部分で、仕事の能力などにも直結している脳と言えるそうです。
このことから、これから仕事や活動を始める前の通勤・通学時間にラジオを聴くことは、やる気を出して仕事をはかどらせるためにも、うってつけのようです。
ラジオの内容に集中することで、満員電車内でのイライラも軽減できそうですね。
脳トレにお勧めのラジオ番組
また、特に脳を活発化させたい人にお勧めのラジオ番組は「天気予報」です。
ラジオで聴く天気予報は、地図なしで地域を想像し、天気と結びつけなければならないので、より注意力と想像力が必要となるからです。
他にも、NHKの「ラジオ英会話」などでは、脳の活性化と英語の学習がいっぺんにできるため、お得な体験と言えるでしょう。
認知症予防にも?!
前頭前野は、認知症で萎縮しやすい場所だそうです。そのため、ラジオを聴くことで前頭前野が刺激され、認知症を予防できる可能性があります。
新しいラジオの楽しみ方
最近、「radiko」というスマホのラジオアプリで、放送から1週間以内のラジオ番組なら、違う時間にも聴くことができる「タイムフリー」という機能が追加されました。
この機能を使えば、朝の通勤・通学時間帯にやっていない番組でも自由に聴くことができます。
また、自分の居住地周辺の放送局でない番組でも聴くことができる「エリアフリー」という機能もあり、従来のラジオの形態から、より充実した楽しみ方ができるようになっています。
皆さんも、「朝ラジオ」で通勤・通学のストレスを軽減して、充実した時間の使い方を始めてみませんか?