5月15日は「ヨーグルトの日」でした。
ヨーグルトに入っている乳酸菌について研究し、身体に良いことを世界に広めようとしたロシアの生物学者イリア・イリノイッチ・メチニコフの誕生日だったことを記念して、ブルガリアヨーグルトでおなじみの明治が制定したそうです。
ヨーグルトについてどのように身体に良いか、選び方や食べ方の基本をお伝えしますね。
便秘解消だけじゃない!ヨーグルトはメンタルヘルスにも効果あり
ヨーグルトは牛乳を発酵させた食べ物で、乳酸菌が豊富です。
乳酸菌を取り入れると、腸内環境が良くなることはよく知られていますよね。腸の善玉菌を増やしたり活発にしたりして、腸の働きを良くしてくれます。
便秘を解消し、お通じがないことが原因になっている身体の重さ、吹き出物や肌荒れといった肌トラブルの解消にも効果があります。
免疫力も高くなり冬の時期の風邪対策や花粉の時期の症状軽減にも効くとされていますよね。
また腸の働きを良くすることは、精神面を強くする効果も期待できます。
「腸は第二の脳」という言葉をご存じでしょうか。この言葉は腸の状態の善し悪しが脳と同じくらいに全身に影響する、ということを表しています。
とくにメンタルヘルスと深い関係にあり、腸を良い状態に保つことはストレスに負けにくい身体づくりに結びつきます。
5月病にならないようにするのにも腸を元気にするヨーグルトは効果がある、ということになりますね。
どれでもヨーグルトとしての効果はバッチリ!種類はお好みで
ヨーグルトにはプレーンタイプ、ソフトタイプ、ハードタイプ、ドリンクタイプ、そしてフローズンタイプの5種類があります。
プレーンタイプは大きめの容器で売られている、とくに味がつけられていないヨーグルト。ジャムや果物、ハチミツなどを入れて自由に味付けをし、好みの食べ方をすることができます。
ソフトタイプはトロリとした柔らかな食感、ハードタイプはプリンのようなプルプル・ツルリといった食感を楽しむことができるヨーグルトです。
ドリンクタイプはくずして液状にしたヨーグルト、フローズンタイプは凍らせたヨーグルトです。
5種類のヨーグルトには、どれも同じくヨーグルトとしての効果があります。好みや口にしやすさなどで選んでOKなので、好きなタイプのヨーグルトを食べたり飲んだりしましょう。
とにかく毎日食べ続けよう!目安は1日200グラム
毎日続けて食べてこそ、ヨーグルトは健康や美容に良い働きをしてくれます。気まぐれで食べたり食べなかったりするのは、ヨーグルトのパワーを活かせないのでモッタイナイ!
ただ楽しむだけに食べるのであれば食べたいときにだけ食べるというスタイルでも良いのですが、健康や美容のためであれば毎日食べ続けるようにしましょう。
1日に食べる量は100~300グラム、目安となるのは200グラムです。
カップに入っているヨーグルトは大体100グラムなので2個、4連タイプのものは75グラムなので2~3個食べるのがちょうど良いということになりますね。プレーンヨーグルトは400グラムなので2日で食べきるように半分、が1日に食べる量の目安になるでしょう。
身体に良いヨーグルト、食べる習慣をつけてはいかが?種類も5つありますが、味もいろいろとあります。プレーンタイプなら、さらにさまざまな味付けや食べ方ができますよ。
健康のため、または美容のために、ぜひ美味しく、楽しく、ヨーグルトを召し上がってくださいね。