クレジットカードによって様々な納税が可能に!
最近は色々なものがクレジットカードで支払うことが出来ますが、実は税金についても幅広い種類で納税が可能となっています。
例えば国に納める国税の場合ですと、
・法人税
・相続税
・贈与税
などです。
また、東京23区に限ってですが、都税の場合ですと
・自動車税
・固定資産税
・不動産取得税
などです。
給与所得者(サラリーマン)の方だと、あまり納税を自分で行うという機会は少ないと思いますが、それでもマイホームやマイカーをお持ちであれば、ご自身で納税をされているはずです。
それらが今ではカード払いが出来るのです。
それではクレジットカード払いのメリット・デメリットを見て行きましょう。
クレジットカード払いのメリット
・手間が省ける
クレジットカード払いの場合、現金納付と違ってコンビニや銀行に直接出向かなくても良いのです。
ご自身のスマホやパソコンからいつでもどこでも納付が可能になります。
「あっ!今日も納付しに行くの、忘れちゃったよ!」ということも無くなります。
・今お金が無くても大丈夫!
「今月はちょっと飲み会が多くて手持があまりないから、出来れば来月に回したい…」という方も多いと思いますが、
納税期限を過ぎてしまうと延滞金が発生してしまいますし、何となく気分も良くないので、無理してでも納税する方も多いと思います。
しかしクレジットカード払いにすることで、実際にお金が引き落としになるのは1ヶ月程度先になりますので、納税期限時にお金を支払わなくても良いのです。
・ポイントが貯まる
これが最も大きいメリットかもしれません。
クレジットカードで支払うということはその分ポイントが付与されます。
税金は高額なことが多いので、ポイントも良く貯まります。
クレジットカード払いのデメリット
・情報漏えい
インターネットで納税をするということはご自身のカード番号などを打ち込むことになります。
万が一詐欺サイトに引っかかってしまったら、詐欺被害や情報漏えいの被害にあうかもしれません。
手続きは簡単に進めることが出来ますが、入力については慎重に行って頂きたいと思います。
・領収証が発行されない
クレジットカード払いの場合インターネットでの決済になるので、領収証は発行されません。
また納税証明書の発行は、クレジットカード払いが完了してから3週間程度経過しないと発行されませんので、
もし気になるという方は決済時の画面をプリントアウトするなどの対応をされれば良いかと思います。
・決済手数料
実はカード払いの際には手数料が発生します。
国税の場合1万円までは税込82円、それ以降は1万円超えるごとに82円追加される仕組みです。
メリットでポイント還元についてお伝えしましたが、還元率がこの手数料率よりも低い場合は現金払いの方が得ということになりますので、注意してください。
例えば、13,000円の支払いでポイント還元率が1%のカードで決済をした場合、
ポイント還元:13,000円×1%=130円
手数料:164円(手数料率1.26%)
となるので、この場合は現金納付の方が経済的に見れば得ということになります。
ポイント還元率と手数料率の比較など細かい点に目は行きやすいのですが、納税の選択肢が増えたことは良い事だと思いますので、是非皆様も頭の片隅に入れておいてください。