臆病になる心理と聞くと、マイナスのイメージを持つ人が多いですよね。しかし、実際には様々な思いが含まれている可能性があるのです。
今回は臆病になる心理と、今後の行動の仕方についてお伝えしていきましょう。
不安が強い
臆病になる心理には、不安な思いが関係していることが多いです。不安に感じる時が多いので、どうしても臆病になってしまうのでしょう。
不安に対してコントロールしたい気持ちがあっても、それを難しいと感じる人も。この場合は不安な気持ちを感じながら、悩みにつながるケースが多いでしょう。
不安は悪い面ばかりではなく、慎重になれるとメリットがあると言えるのです。でもあまり不安を強く持ちすぎると、生活に支障をきたす可能性もあるでしょう。
不安の根本的な原因について、取り除くように工夫をしていきたいですね。
過去の経験を思い出す
過去の経験で、失敗をした場合には「また同じミスを繰り返したくない」という思いが強くなります。
過去の失敗を思い出すと、その時の辛い記憶がよみがえってきてしまうのでしょう。自分なりに努力をしたけれど、失敗をしてしまう経験は誰にでもあるもの。
それに対して、どう動くかによって成長することが可能なのです。できるだけポジティブに考えるようにすると、過去の失敗についても「あの時は大変だったね」と、笑顔で話せる時が来るでしょう。
相手に嫌われたくない
人とのやり取りの中で、相手に嫌われたくない思いが強いと臆病になる心理になる場合もあるのです。
相手を大切にしたい思いが強いほど、臆病になってしまうので苦しくなってしまうケースもあるでしょう。
相手に嫌われるようなことをしないように、言わないように…と思っているうちに、どんどん臆病になってしまう人もいます。
相手を不快にさせたくない、相手の機嫌を損ねたくないと思いすぎてしまい、結果として臆病になってしまうのでしょう。
相手に嫌われるのは確かに怖いですが「素直に自分の思いを伝えたほうが、関係は良くなる可能性が高い」と思うようにしましょう。
コミュニケーションが苦手
人とのコミュニケーションが苦手な場合も、臆病になる心理が働きます。相手が快活にして話してくると、それに対してこちらも対応しなければいけない。
でもこれができないので、どんどん臆病になってしまうのです。「どうすればもっと気楽にやり取りができるのだろう?」と思いながら、わからないままでいる人も。
コミュニケーションが上手な人を見習うようにして、抱えている悩みについて話すようにしてみると、役立つアドバイスを与えてくれるケースもあります。
相手を信じて頼るようにすると、「信頼してくれて嬉しい」と思われる可能性が高いでしょう。
面倒に感じる
臆病になってしまうのは、人とのやり取りに対して面倒だと感じる気持ちがあるからです。
相手の反応により、どう動くかを決めるようにしていたけれど、こんなに面倒なことはもう嫌だと思う気持ちも。
こう感じる時には、気持ちが疲れている場合が多いでしょう。心に余裕のある時なら受け入れられる内容でも、余裕が持てない時にはできないのです。
今は心に余裕が持てないと自分で把握をするようにして、少しリラックスできる時間を持つようにしてみましょう。
そのうえでやり取りをすると、面倒ではなく楽しいと感じる場合もあるはずです。
まとめ
臆病になる心理には、自分を守りたい思いがあることも。確かに自分を一番守れるのは自分かもしれません。
しかし、大切にしたい相手を大切にできるのも自分なのです。あまり臆病になりすぎずに、人を信じるようにしてみましょう。
信じることにより相手との関係性が良くなると、今後自分自身がとても日々を過ごしやすくなれるのです。