東京オリンピック新競技

いよいよ来年に迫った東京五輪。
チケットを取るのもものすごい倍率になると、言われております。
そんな東京五輪は33競技が、行われます。
日本のメダルが注目される、水泳、柔道、体操、レスリングはもちろん、陸上やサッカーなど人気の種目は当然行われます。

そこで今回はその33競技のうち、新しい5競技を紹介します。

野球・ソフトボールの復活

新しい5競技は、野球・ソフトボール、空手、スポーツクライミング、スケートボード、サーフィンです。
「あれ?野球とかソフトボールってオリンピックでやっていなかったっけ?」
と思われる方、正解です。野球とソフトボールは2008年北京オリンピックまで実施されていました。
今回は野球人気の高い日本で五輪が開催されるということもあり、復活したのかもしれません。
確かに野球はサッカーと違い、道具や設備が非常に重要なスポーツなので、全世界で普及するのは難しいスポーツのため、五輪で外されてしまうのは納得です。

新競技のルール

それでは野球を除く4競技のルールの説明をしたいと思います。

空手

形と組手の2種目です。

形:世界空手連盟の指定した75種類の形の中から選択し、演武をします。トーナメント方式で全て異なる演武をする必要があります。

組手:男女共に3階級に分かれての試合を行います。決められた部位に突き、蹴り、打ちを極め、審判が認めればポイントが入り、ポイントが高い方が勝ちます。

スポーツクライミング

リード、ボルダリング、スピードの3種目です。

リード:12m超の壁に設定されたコースを登り、制限時間内での到達を競います。

ボルダリング:5m以下の壁に設定された複数コースを制限時間内にいくつ登れたかを競います。

スピード:2人の選手が直角の壁を同時に登り、15mの高さにあるスイッチを先に押したほうが勝ちます。

スケートボード

ストリート、パークの2種目です。

ストリート:コース上に設けられた手すりや縁石、ベンチ、壁、坂道を様々な技を駆使して進んでいく競技です。トリックの難易度やスピード、完成度などを審査員が総合的に判断し、採点をします。

パーク:複雑な窪地上のコースで行われる競技。コース取りや演技の順番、種類は全て自由です。採点は、トリックの難易度や完成度、オリジナリティ、スピードに加えて、全体の流れやダイナミックさ、安定感、浮遊感なども考慮して総合的に評価され、数値化されます。

サーフィン

ショートボード1種目が行われます。
オリンピックでは4メンヒートという方法が採用されます。これは4人ずつで競技を行い、2人が勝ち抜けるという方式です。採点は、選手が行う技の種類や難易度、オリジナリティに、スピード、パワーなどの要素を加え、5~7人のジャッジが行います。

 


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