web系の転職でポートフォリオを作成する時のポイント

web系の転職でポートフォリオは、自分の履歴書のように大切なものです。あまり意識をせずに用意をしてしまうと、採用される可能性が下がってしまうケースも。

今回は、web系の転職でポートフォリオを作成する時に、知っておきたいポイントについて見ていきましょう。

 

ポートフォリオの意味について理解しておく

ポートフォリオは、自分がどのような実績を積んできたのかを見てもらうためのもの。今までどのようなことをしてきたのか、そして何ができるのかをアピールするために必要と言えるでしょう。

ポートフォリオの見栄えは大切ですが、見栄えがどんなに良くても実績を明確にしていなければ、採用担当者としては悩んでしまう可能性も。

実績を華やかに見せたい思いもあるかもしれません。でも華やかさにこだわりすぎて、肝心の実績がよくわからないようでは、ポートフォリオの意味がないのです。

そして、ポートフォリオについては絶対に必要なものだとは言えません。でも自分にとって有利なものだと思っておくといいですね。

 

ポートフォリオを使った良かったと思う人が多い

実際に転職の際にポートフォリオを使って良かったと思う人は、webクリエーターの90%以上と言われています。良かったと言えるということは、作成したため採用率がアップしたと想定できるでしょう。

自分を表現するのが苦手な人なら、ポートフォリオに頼る方法もあるのです。面接では緊張して口下手になってしまうタイプの人も、自分の作品については自信を持っているケースもあるでしょう。

実績として成り立っているものもありますよね。ここに自分の思いを託すようにすれば、転職がうまくいきやすいのです。

 

自由な発想で構わない

ポートフォリオはどう作ればいい?と悩む人は多いでしょう。でも絶対にこのスタイルが良いというものはないのです。

自由に作成できるところが、魅力とも言えるでしょう。でも自由だからこそ、センスが問われるとも言えるのです。

自分の個性を発揮して楽しみながら作成をしていくと、自然に魅力あるポートフォリオを作成することができるでしょう。

自己紹介は必要になりますが、自分の好きなように作るだけと思うと気持ちが楽になるはず。実際に自分らしさを大切にして作成したものは、個性的になりやすいため採用担当者の目を惹くのです。

採用した時にも力を存分に発揮してくれる!と期待を持たれる場合が多いでしょう。

 

どこに気を付けるべきか

ポートフォリオは、1つの作品について1ページに収めるような場合が多いです。見開きにするケースもあるでしょう。

でも必要なのは、見やすいということ。見やすいものなら、訴求力を感じさせられるでしょう。実績の一覧として見せているわけですから、どれが何なのかわからないようなものでは、不親切でもあります。

いくら自由に作成していいと言っても、見ていただく場面を想像して作成する必要があるでしょう。

見ていただくと思えば、見やすいものを…と自然に思えるはずです。書類選考としてポートフォリオを送る時には、顔写真を付けておくと「こういう雰囲気の人」と思い、安心感を持たれやすいでしょう。

 

どのくらいの作品数で作るべきか

何点の作品を使ってポートフォリオを作るかですが、一般的には10~15くらいの数が望ましいでしょう。

少なすぎても実績が少ないように思われたり、どのような雰囲気の作品を作るのか分かりにくかったりします。

でも多すぎると、見る人が疲れてしまうデメリットがあるのです。もっと見せたい!と思い、作品数が多くなる人がいますが、採用担当者としては他の応募者のポートフォリオも見るため、あまり数が多いと良い印象を残りにくいのです。

このため、10~15ほどにしておけばちょうど良い数として、担当者も見やすさを感じるでしょう。

 

毎回ポートフォリオを作るかどうか

ポートフォリオを転職先ごとに作成する人もいれば、これが現在の自分のベスト!と思うものを1つ作る人もいます。

これは、個人により思いが違うのですが、企業が求めるカラーがありますよね。このカラーと合うもの、もしくは新しいカラーとして取り入れたいものが求められるのです。

このため、できれば印象深いものを最初に持ってくるようにして、ポートフォリオを作成しましょう。

そのうえで、様々な作品が作れる人ならある時期に1回作成するだけでいいのです。でもこの企業のカラーは…と理解している場合には、需要のあるような作品をポートフォリオとして並べるのが効果的ですね。

 

まとめ

web系の転職でポートフォリオを作成する時には、実績をメインで作成した方が良いケースも。でもこれという実績がないこともありますよね。

そういう時には、自分の中で最も気に入っている作品をメインにしてみましょう。採用担当者にとって実績も必要ですが、どのような作品が作れる人物なのかがとても大切に。

自分の最も好きな作品について、説明をしっかり書いておけば評価が上がりやすいでしょう。


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